音のこしかけシリーズ

2023/01/08 制作期間約1ヶ月(企画含む)
木材・アクリル板・ビス・ペンキ 等

静岡県島田市川根町抜里で行われている抜里アート回廊プロジェクトとのコラボレーション授業で、グループでの作品制作を行い、「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2023」に参加しました。

寺山(通称ぼいんぼいん山)の頂上へと向かうハイキングコースに、「風景を聴く」をコンセプトとした作品群を設置した「音の要塞」プロジェクトです。

私たちの班は、2人で「音のこしかけシリーズ」〈視る〉〈遮る〉〈出会う〉の3連作を制作しました。

写真撮影:西田秀己先生


〈視る〉

音のこしかけシリーズは、ボインボイン山の音を「聴く」ための空間です。
私たちの耳には意識せずとも音が入ってきます。
このこしかけでは音を可視化することで、聞こえている音のひとつひとつに意識を傾けることを試みました。

〈遮る〉

音の聞こえる方向や音量が変わると、不思議と環境の感じ方も変わります。
背後に感じるのはどんな景色でしょうか。遮られた音の在処と正体を想像してみてください。

〈出会う〉

このこしかけは音のこしかけシリーズの中で一番空に近いところにあります。
色々な方向を向いて、あるいは誰かと一緒に座って耳を傾けてみたら
今までに感じたことのない音と出会えるかもしれません。

0コメント

  • 1000 / 1000